こんにちは、はらぐろです。
『スラッシュワーカー』って聞いたことありますか?
わたしは、最近、聞きまして、「複数の肩書や仕事を持つ人」のことだと知りました。
副業を頑張る中で、『スラッシュワーカー』とは?について考えてみました。
スラッシュワーカーとは?
『スラッシュワーカー』とは、複数の職業や肩書きを持つ人のことを指します。
スラッシュワーカーは「スラッシャー」とも呼ばれます。
スラッシュワーカーの語源は、「/(スラッシュ)」から来ています。
SNSのプロフィールを記載する際に、「WEBデザイナー/WEBライター/カメラマン」のように、記号のスラッシュ(/)で、複数の職業を区切ることが由来となっています。
スラッシュワーカーが注目されている背景には、以下の3つが理由と言われています。
①働き方の多様化
②副業を許可する企業が増加
③価値観の変化
働き方の多様化は、少子高齢化による労働力不足で、政府も、働き方改革を推進しています。
非正規雇用と正社員との間による格差が是正されつつあります。
副業を許可する企業が増加し、副業や兼業を行いたいと考えている人の割合が年々上昇しています。
政府による副業や兼業の推奨もなされています。
わたしが社会人になった時とは、まったく環境が異なってきています。
こちら2023年の「副業・兼業」アンケート結果です。
1,054社にアンケートを行い、「雇用による副業・兼業」を認めている割合は25.7%、今後「雇用による副業・兼業」を認める予定の割合は6.2%、合わせて約3割となっています。
一方で、「認める予定はない」割合は27.7%、「検討していない」割合が23.9%、合わせて約5割となり、なかなかオープンに副業ができないとも実態のようです。
数年前と比較しても、「副業・兼業」に関する情報がとても多くなりました。
勉強や実際に副業できる仕組みも整ってきたため、今後は、もっと「副業・兼業」を認める企業も増えてきそうですね。
価値観が変化については、とても大きいと思います。
最近は、「ミレニアム世代」(1981年から1996年頃に生まれた世代)の活躍も目立っていますね。
彼らは、プライベートと仕事のバランスを重視して働く傾向あり、1つの仕事に執着することが少ないとも言われています。
転職することも一般的となっており、終身雇用で1つの仕事を続けていく価値観が少なくなってきていると言えます。
こういった背景もあり、スラッシュワーカーが注目されているんでしょうね。
スラッシュワーカーと副業との違い
スラッシュワーカーと近い意味で使われる言葉として、「副業」「兼業」「複業」「パラレルワーカー」があります。それぞれの言葉の意味とスラッシュワーカーとの違いについて確認してみましょう。
副業・・・本業を持っている人が、本業とは別の収入を得るために働くこと
兼業・・・本業以外に自ら営む事業やほかの仕事を掛け持ちして働くこと
複業は、同時に複数の本業に従事する働き方ですが、兼業はメインの本業があり、かつ別の仕事も行う働き方になります。
兼業の働き方は、副業と似ていますが、副業はあくまでもサブの仕事であり、兼業は本業と同じくらいの労力をかける仕事といえます。
そのため本業がメインとなる副業とは異なります。
スラッシュワーカーは、複数の仕事を行う働き方をしている人を意味することから、副業は仕事、スラッシュワーカーは働く人を指すという違いがあるようです。
副業との違いは、本業となる仕事を複数持っている点で、スラッシュワーカーと意味は近いですが、兼業は状態を指し、スラッシュワーカーは人を指すという違いがあります。
複業とは、複数の仕事を持つことを指し、スラッシュワーカーと意味は近く、一般的に複業している人はスラッシュワーカーである場合が多いです。
スラッシュワーカーとして働くメリット
スラッシュワーカーとして働くメリットを考えてみます。
★スラッシュワーカーとして働くメリット★
・収入を本業以外でも得られ、安定性や収入アップが期待できる
・多様な専門性を持つことができ、仕事に活かせる
・好きなことを仕事にできる
やはり、収入が得られるのが大きいと言えます。
本業がひとつだけだと、その本業がAIなどにより、市場規模が縮小するリスクがあります。
スラッシュワーカーにより、その他の本業があれば、リスクヘッジになります。
多様な専門性が得られることも大きいですね。
いろんな業界、業種の方ともコミュニケーションができ、自身の価値観も広がることも期待できます。
職業を掛け合わせることで、自身の強みをアップさせることもできます。
特に、ITは、どんな業界でも必要になってきているため、専門知識を活かして、他の職業も学ぶことは大きいと思います。
最後は、好きなことを仕事にできることです。
これは、わたしも目指していることです。
本業 = 『好きなこと』
にしてしまうと、どうしてもリスクが高まったり、客観的な視点ができなかったりと、不安な点があります。
スラッシュワーカーとして、複数の職業の中の一つが、『好きなこと』であれば、安心してチャレンジできると考えています。
今後の働き方
今回は、『スラッシュワーカー』について考えてみました。
わたしは、第一歩として、副業をがんばります。
投資や、このブログの発信を始めて、学んだこと、気づいたこともたくさんあります。
今チャレンジしていることが、ビジネスにつながり、「/(スラッシュ)」の後に、副業として書けることを目指したいと思います。
今のところ、こんな感じでしょうか。
「ITコンサルタント/投資アドバイザー/XXXX」
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