こんにちは、はらぐろです。
新NISAは株主優待をもらえるの?と気になる人も多いと思います。
もちろん株主優待がある企業を選べば株主優待をもらえます!
新NISAで株主優待をもらうための注意点と、おすすめ銘柄をご紹介します。
株主優待とは
株主優待とは、企業が株主に対して行うプレゼントのことです。
つまり、対象企業の株を条件に満たして購入、保有すると、企業からプレゼントが届きます。
株主優待を行っている企業は現在1,500社以上もあり、プレゼントは、優待券、カタログギフトのように選べる優待など、バリエーションも豊かになってきています。
企業にとっては、株式をすぐに売却してしまうことを避けるため、1年以上の保有を条件にしたり、長期保有で良い待遇になったりと、工夫しているようです。
個人株主を増やすために優待制度を新設したり充実させたりする企業も増えています。
一方で、配当に力を入れて、株主優待を停止する企業もありますので、優待情報は、定期的にチェックして追加投資や保有をしてください。
株主優待をもらうには
株主優待の取得条件は、企業にによって異なります。
まずは株主優待の権利取得に必要な株数、その他の条件(継続保有年数など)、そして『権利確定日』を確認しましょう。
権利確定日とは、株主名簿に名前が記載され、株主優待の権利が確定する日のことです。
株主優待をもらうには、権利付最終日(権利確定日の2営業日前)までに必要な株数を購入しなければなりません。
「権利確定日」に株を買っても権利を得ることはできないので、注意が必要です!
権利付最終日の翌営業日を「権利落ち日」といいます。
権利落ち日以降に株式を売却しても、株主優待をもらう権利はなくなりません。株主優待の権利取得後、株式を売却したい場合は、権利落ち日以降に取引を行いましょう。
NISAで株主優待をもらうには
新NISAで株主優待をもらうには? 2つの注意点
新NISAで株主優待をもらうには、次の2つに注意が必要です。
新NISAで株主優待をもらう注意点
1.株主優待株を買えるのは「成長投資枠」だけ
2.株主優待株を購入できるのは年間240万円まで
株主優待株を買えるのは「成長投資枠」だけです。
新NISAでは、成長投資枠・つみたて投資枠を併用できますが、このうち株式を買えるのは成長投資枠だけです。
つまり、新NISAで株主優待株を買う際は、成長投資枠を使うことになります。
一方、つみたて投資枠では、長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託を積立購入できます。
新NISAでは、「株主優待を楽しみつつ、毎月の投信積立も行いたい」と考えている方も多いでしょう。その場合は、成長投資枠の年間投資枠をできるだけ株主優待株購入に充てられるよう、投信積立にはつみたて投資枠を優先的に使うなど工夫するのがおすすめです。
おすすめ銘柄
それでは、おすすめの銘柄です。
この他にも、自社の商品や、割引券など、多数の企業が魅力ある株主優待を用意しています。
割引券は、企業の店舗や、利用が限られるため、使いやすい優待にしぼってご紹介しています。
№ | 銘柄 | 株価 | 株主優待をもらうための最低価格 | おすすめ度 | 株主優待 | 条件 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | KDDI | ¥4,302 | ¥430,200 | ★★★★★ | カタログギフト | 5年未満:3,000円相当、5年以上:5,000円相当、5年で1,000株:10,000円相当 |
2 | 全国保障 | ¥5,562 | ¥556,200 | ★★★★★ | クオカード、カタログギフト | 1年未満:3,000円相当のクオカード、1年以上5,000円相当のクオカード、または、5,000円相当のカタログギフト |
3 | ヒューリック | ¥1,454 | ¥436,200 | ★★★★☆ | カタログギフト | 3 年未満 :3,000 円相当のカタログギフト、3 年以上 :6,000 円相当のカタログギフト |
4 | カゴメ | ¥3,696 | ¥369,600 | ★★★★☆ | 商品の詰め合わせ | 100株以上:2,000円相当、1,000株以上:6,000円相当 |
5 | 伊藤忠食品 | ¥7,200 | ¥720,000 | ★★★★☆ | オリジナルギフト商品 | 単元株式数(100 株)以上保有 |
6 | すかいらーくホールディングス | ¥2,186 | ¥218,600 | ★★★★☆ | 株主様ご優待カード | 100株~299株:4,000円、300株~499株:10,000円、500株~999株:16,000円、1,000株~:34,000円 |
7 | 日本マクドナルドホールディングス | ¥6,560 | ¥656,000 | ★★★★☆ | 優待食事券 | 100~299株:優待食事券1冊、300~499株:3冊、500株以上:3冊 ※継続保有期間1年以上 |
8 | トリドールホールディングス | ¥3,772 | ¥377,200 | ★★★☆☆ | 株主優待券 | 100株以上~200株未満:100円優待券 30枚(3,000円相当)、200株以上~1,000株未満:100円優待券 40枚(4,000円相当) |
9 | アスクル(2678) | ¥2,225 | ¥222,500 | ★★★☆☆ | クーポン券、2,000円分 | |
10 | STIフードホールディングス | ¥4,490 | ¥449,000 | ★★★☆☆ | 当社商品(3,000円相当) | 1年以上保有する方 |
※株価は、5月25日時点になります。
株主優待株を購入できるのは年間240万円までになります。
株主優待をもらうためには、最低でも100株購入が必要になり、資金は、だいたい20万円以上になります。
一気に、複数企業の購入は難しいと思いますので、欲しいと思った企業を選んでみると良いですね。
まとめ
それでは、まとめです。
株式投資は、新NISAも始まってとても盛り上がっています。
わたしは、長期分散投資をしていることもあり、基本は、ほったらかしです。
資産をチェックした時に、以前より下がっていると、モチベーションが下がることもあります。
その時に、こういった優待があると、モチベーションを維持しやすくなります。
何より、普段買わない、カタログギフトが届いて、商品を選ぶのは楽しいですね。
とはいえ、株主優待も投資になります。
商品重視も良いですが、しっかり投資して良い企業なのかは、しっかり調べて購入や保有をしましょう。
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