こんにちは、はらぐろです。
昨年、楽天SCHDが販売開始となり、SBIもSCHDが販売されました。
わたしも注目していまして、購入を決めました!
購入を検討している方向けに楽天SCHDとの違いや、投資信託選びのポイントを紹介いたします。
SBI SCHDとは
SBI SCHDとは、正式名称が、「SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)」です。
以下、SBI証券のHPで説明されています。
SBI SCHDとは
SCHDとは米国に上場しているETFで、正式名称をシュワブ米国配当株式ETFといいます。
このETFは、米国の配当利回りの高い100銘柄で構成される指数である、「ダウ・ジョーンズUSディビデンド100インデックス」への連動を目指すファンドで、配当による収益と中長期的な値上がりを目指しつつ、幅広い業種の高配当米国株に分散投資ができることが特徴です。
引用)SBI証券 ついに、SBI証券で実質的にSCHDに投資ができるように!特色あるSBIアセットマネジメントのファンドをご紹介
米国ETF「SCHD」は、国内の証券会社では購入できませんでした。
2024年9月27日から、「楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)」(通称:楽天SCHD)が販売され、YouTubeでもいろいろ紹介され、とても話題になりました。
わたしも、こちらで紹介しました。
そしてついに、SBI証券でも販売開始されたのが、こちらの「SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)」になります!
さらにすごかったのが、設定日(2024 年 12月 20 日)までの営業日数がわずか 10 日間にもかかわらず、当初募集額は 596 億円と、ネット販社専用ファンドとしては過去最大となり、純資産700億円突破しています!
ほんとすごいですねー
ちなみに、「楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)」も販売開始からわずか40日間(9月27日~11月5日)で残高500億円を達成しています。
人気の理由
そもそもなぜそんなに人気なのかというと、本家のSCHDシュワブ米国配当株式ETF(Schwab US Dividend Equity ETF)がすごいからなんです!
わたしも調べるまで知りませんでした(笑)
SCHDシュワブ米国配当株式ETF(Schwab US Dividend Equity ETF)は、米国上場企業のうち、少なくとも10年連続で配当を支払った実績を持つ高配当利回り銘柄のパフォーマンスを測定するダウ・ジョーンズUSディビデンド100インデックス指数に連動する投資成果を目指すもので、高い人気を誇っています。
以下が人気の理由になっています。
★SCHDシュワブ米国配当株式ETF(Schwab US Dividend Equity ETF)の特徴★
配当利回り(過去30日) : 3.64%
増配率(5年平均、2019〜23) : 11.4% ※12年連続増配中
増配率(10年平均、2014〜23) : 10.9%
経費率 : 0.06%
※2025年1月5日時点の情報
すごくないですか?!
なんと言っても、定期的な配当収入(インカムゲイン)があり、株価上昇による値上がり益(キャピタルゲイン)も期待できる理想のETFとなっています。
他の高配当株式ETFは、VYM、HDV、SPYDなどがあります。
VYM、HDV、SPYDなどの米国高配当株ETFは、SBI証券などで直接購入ができます。
わたしも購入して、比較をしていたりします。
今回は、SCHDは、上記の3つの米国高配当株ETFと比較しても、配当利回りが高めで、バランスが良さそうです。
楽天SCHDとの違い
それでは、日本で購入できるようになった、SBI SCHDと、楽天SCHDを比較してみましょう。
SBIが後から売り出したというのもあるとは思いますが、信託報酬率もSBI証券の方が安く、ポイントも付くのでお得です。
また、NISA口座で分配金の受取方法を変更可能なことも良いですね!
項目 | SBI証券 | 楽天証券 |
---|---|---|
SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型) | 楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型) | |
販売開始 | 2024 年 12月 20 日 | 2024 年 9 月 27 日 |
信託報酬 | 0.1238% | 0.192% |
決算月 | 3月、6月、9月、12月 | 2月、5月、8月、11月 |
ポイント | 年率0.022% ※投信マイレージ | なし |
分配金コースの変更 | 分配金の受取方法を変更可 | 新NISA口座の場合、運用開始後の途中変更不可 |
※投信マイレージとは、投資信託の保有金額に応じて、毎月ポイントを獲得できるサービスです。
注意点
良い点ばかりを紹介していますが、注意点もあります。
★購入時の注意点★
①分配金を出すことで複利効果が減少する
②分配金が支払われるファンドは、基準価額は下がる
③為替変動リスクがある。
①分配金を出すことで複利効果が減少する
分配金があるETHは、長期投資を目的としている方は、こちらがデメリットとなります。
単純に、分配金を受け取ると再投資できる金額が少なくなるため、複利効果が効きづらくなります。
短期的な、分配金が必要なければ、分配金コースの選択では、「再投資」を選びましょう。
②分配金が支払われるファンドは、基準価額は下がる
こちらは、SBI証券の交付目論見書にも記載があります。
以下の通り、分配金が投資信託の純資産から支払われるため、基準価格が下がります。
基準価格が下がると、ファンドの総資産額が少なくなってしまいます。
※基準価格、総資産額は、右肩上がりで増加している方が良いです。
③為替変動リスクがある
最後は、為替変動リスクです。
こちらは、米国株を購入していると、リスクがありますね。
円安局面では良いですが、円高に進んだ場合は、マイナスになることがあります。
金利動向、政治、経済情勢などなど、最近は、トランプさんの発言などで、変動するリスクがありますのでご注意ください。
上記の注意点を踏まえて、購入の参考にしていただければと思います。
結論
結論、SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)を購入しました(笑)
まだ本格投資をせずに、小額投資から開始しました。
今回、本家のSCHDシュワブ米国配当株式ETFを調べてみて、素晴らしいパフォーマンスだと分かり、非常に魅力的なETFでした!
とはいえ、今後の情勢によっても変わってくるため、一括投資はせず、中期的に投資を継続したいと思います。
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