こんにちは、はらぐろです。
新NISAが始まって、高配当株を検討している方も多くなってきましたね。
わたしは、米国高配当株を購入し、配当金をもらっています。
日本の高配当株との違いなどを紹介します。
米国株式市場は、世界最大の規模を誇り、その中でも高配当ETF(上場投資信託)は、多くの投資家にとって魅力的な投資先となっています。
特に、株式の値上がり益だけでなく、安定した配当収入を得たいと考える投資初心者には、米国高配当ETFが非常におすすめです。
本記事では、初心者におすすめの米国高配当ETFとして「HDV」「SPYD」「VYM」の3つを詳しく紹介し、それぞれの特徴や選び方について解説していきます。
米国高配当ETFとは
まずは、米国高配当ETFとは何かを簡単に解説します。
ETFとは、複数の銘柄をまとめて1つの商品として取引できる金融商品です。
高配当ETFは、その中でも配当利回りの高い銘柄を中心に組み入れたETFを指します。これにより、1つのETFを購入するだけで、複数の高配当株に分散投資することが可能になります。
わたしがおすすめする米国高配当ETFは、こちらの3つです。
はっきり言うと、めちゃくちゃ王道です(笑)
★はらぐろがおすすめする米国高配当ETF★
VYM ・・・ バンガード 米国高配当株式ETF
HDV ・・・ iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF
SPYD ・・・ SPDR®ポートフォリオS&P500®高配当株式ETF
【VYM】バンガード 米国高配当株式ETF
VYMは、配当利回りが高い米国株に広く分散投資するETFです。
魅力は、その分散性とバランスの良さにあります。
金融、消費財、ヘルスケアといった幅広いセクターに投資を行い、配当利回りと株価成長のバランスを追求しています。
★VYMのメリットとデメリット★
デメリット: 他の高配当ETFと比較すると、配当利回りはやや低め。
メリット : 幅広い分散投資が可能で、リスクを分散しながらも安定した配当を得られる。
過去10年のチャートを見てみましょう。
2020年のコロナショックでの下落はありますが、長期で見ると右肩上がりになっています。
【HDV】iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF
HDVは、主に安定した配当を生み出す米国の大型株に投資するETFです。
HDVの特徴は、エネルギー、通信、ヘルスケアなど、比較的ディフェンシブなセクターに多くの比重を置いている点です。これにより、景気の変動に左右されにくい安定した配当収入を期待できます。
★HDVのメリットとデメリット★
デメリット: 配当利回りが比較的高く、経済が不安定な時期でもリスクが低い。
メリット : 大型株中心のため、大きな成長が期待できないこともある。
HDVも過去10年のチャートを見てみると、VYMと似ているのが分かると思います。
こちらも、2020年のコロナショックでの下落はありますが、長期で見ると右肩上がりになっています。
【SPYD】SPDR®ポートフォリオS&P500®高配当株式ETF
SPYDは、S&P 500指数に含まれる高配当銘柄を対象にしたETFです。配当利回りの高い50銘柄に分散投資しており、リート(不動産投資信託)や公益事業など、配当利回りが特に高いセクターに多くの投資を行っています。
★SPYDのメリットとデメリット★
デメリット: 非常に高い配当利回りを持つ点が魅力的。
メリット : 高配当銘柄に偏っているため、景気変動や金利上昇時に価格変動リスクが高まることがある。
SPYDも10年のチャートを見てみます。
前のVYM、HDVと比較すると、波があるのが分かると思います。
HDV、SPYD、VYMの比較
それでは、3つを比較して見ましょう。
ティッカー | VYM | HDV | SPYD |
---|---|---|---|
銘柄 | バンガード 米国高配当株式ETF | iシェアーズ コア 米国高配当株 ETF | SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF |
配当利回り | 2.86% | 3.29% | 4.18% |
経費率 | 0.06% | 0.08% | 0.08% |
ファンド概要 | バンガード・米国高配当株式ETF(Vanguard High Dividend Yield ETF)は、FTSE ハイディビデンド・イールド・インデックスのパフォーマンスへの連動を目指す。FTSEハイディビデンド・イールド・インデックスは、FTSEグローバル・エクイティ・インデックス・シリーズ(GEIS)の米国コンポーネントの派生インデックスであり、高い配当利回りの銘柄で構成されている。 | iシェアーズ 米国高配当株 ETF(iShares High Dividend ETF)は、通常モーニングスター配当フォーカス指数(同指数)の価格と利回りパフォーマンスに連動した投資成果を目指す。同指数は、財務健全性が高く、同時に持続的に平均以上の配当を支払うことのできる、質の高い米国企業への投資機会を提供する。同指数は75銘柄で構成されており、投資家に配当を支払うことのできる資金余力(配当力)によってウェイト付けを行う。 | SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF(SPDR Portfolio S&P 500 High Dividend ETF)は、S&P500高配当指数(同指数)のトータルリターン(経費控除前)のパフォーマンスに概ね連動する投資成果を上げることを目標とする。同指数は、配当利回りに基づき、S&P500指数の採用銘柄のうち配当支払い上位80銘柄のパフォーマンスを計測することを目標とする指数である。 |
連動指数 | FTSE High Dividend Yield TR USD | Morningstar Dividend Yield Focus TR USD | S&P 500 High Dividend TR USD |
組入上位銘柄 | BROADCOM INC ORD、JPMORGAN CHASE & CO ORD、EXXON MOBIL CORP ORD、JOHNSON & JOHNSON ORD、PROCTER & GAMBLE CO ORD | EXXON MOBIL CORP ORD、JOHNSON & JOHNSON ORD、CHEVRON CORP ORD、ABBVIE INC ORD、VERIZON COMMUNICATIONS INC ORD | IRON MOUNTAIN INC ORD、PUBLIC SERVICE ENTERPRISE GROUP INC ORD、HASBRO INC ORD、INTERNATIONAL PAPER CO ORD、AMERICAN ELECTRIC POWER COMPANY INC ORD |
はらぐろの投資
わたしは、こちらの3つを投資しています。
まだ、それほど購入はできていませんが、今はプラスになっていて、配当金も得られています。
株式 | 保有数量 | 円換算 取得額 | 円換算 評価額 | 損益 |
---|---|---|---|---|
バンガード 米国高配当株式ETF | 20 | ¥315,964 | ¥366,594 | ¥50,630 |
iシェアーズ コア 米国高配当株 ETF | 10 | ¥306,899 | ¥340,915 | ¥34,016 |
SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF | 30 | ¥114,989 | ¥130,000 | ¥15,011 |
合計 | ¥737,852 | ¥837,509 | + ¥99,657 |
わたしの全体ポートフォリオの中で、米国高配当株は、それほど大きくありません。
理由は、長期積立のインデックス投資を軸にしているためです。
高配当株は、投資のモチベーション維持と、投資の勉強のための意味合いが大きいですね。
とはいえ、投資して良かったと思いました。
お勧めする理由は、以下となります。
★はらぐろが米国高配当ETFをおすすめする理由★
1.インカムゲインとキャピタルゲインが期待できる
2.年に4回の配当金がある
3.ドル建ての投資になり、分散投資になる
今年は円安傾向があり、追加投資は、しばらくしていませんでした。。。
160円だと割高感があったからです。
最近は、円高になってきたため、追加投資を検討中です。
最後に
米国高配当ETFは、初心者にとって魅力的な投資対象ですが、その中でもHDV、SPYD、VYMの3つは特におすすめです。
それぞれの特徴を理解し、自分の投資スタイルに合ったETFを選ぶと良いと思います。
初めての投資でも、これらのETFを活用すれば、安定した配当収入と資産の成長を期待できます。
NISAでも購入可能なので、投資を始める一歩として、ぜひこれらのETFを検討してみてください!
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