こんにちは、原 黒之介(はら くろのすけ)です。
このブログでは、サラリーマンが「資産形成」と「自己投資」を通じて、より豊かで自由な人生を築くための情報を発信しています。
2024年から始まった「新NISA」も、ついに年末を迎えました。
今月も、実際に私が積立中の「オルカン(全世界株式)」「S&P500」「インド株」の損益や評価額を、12月14日時点のリアルな数字で公開していきます。
特に、
- 新NISAでどれくらい増えるのか?
- どのファンドが安定して伸びているのか?
- 旧つみたてNISAの運用実績もまだ参考になるのか?
といった疑問に答えながら、11月→12月の資産推移を比較しつつ、実績を解説していきます。
「年収400万×貯金ゼロ」から資産3,000万円を築いた僕のリアルな実績が、同じサラリーマン投資家のヒントになれば嬉しいです。
12月の運用実績サマリ|資産総額と損益の変化
2025年12月時点での新NISAと旧NISAの評価額は合計で「約1,180万円」となり、先月比で約+65万円の増加となりました。
📊 12月14日時点の資産状況
| 区分 | 評価額(12月) | 評価額(11月) | 損益(12月) | 月間増加額(評価額) |
|---|---|---|---|---|
| 新NISA | ¥8,265,904 | ¥7,764,761 | ¥1,415,748 | +¥501,143 |
| 旧つみたてNISA | ¥3,531,026 | ¥3,376,270 | ¥1,970,968 | +¥154,756 |
| 合計 | ¥11,796,930 | ¥11,141,031 | ¥3,386,716 | +¥655,899 |
💡 ワンポイント解説
- 新NISAの伸びが特に顕著で、S&P500とオルカンがともに+25%超の好調を維持しています。
- 旧つみたてNISAも引き続き含み益が拡大し、インデックス投資の長期効果を実感できる結果となりました。
- 年末相場の上昇や米国金利動向への期待が追い風となり、全体的にリスク資産が好調に推移しています。
新NISA|ファンド別の評価額と損益詳細
12月時点の新NISAの評価額は約826万円。11月から約50万円の増加となり、好調な相場環境を反映した結果となりました。
ここでは、新NISAの運用ファンドごとに、損益やパフォーマンスを詳しく見ていきます。
✅ eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
| 項目 | 数値(12月14日時点) |
|---|---|
| 評価額 | ¥2,943,191 |
| 損益 | ¥643,160 |
| 損益率 | +27.96% |
| 積立額 | ¥2,300,031 |
▶ コメント:
「オルカン」は12月も好調を維持し、損益率はついに+27%台に到達。全世界株式の中でも、米国株の復調が影響しており、バランスの取れたグローバル投資が堅調さを見せています。
✅ eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
| 項目 | 数値(12月14日時点) |
|---|---|
| 評価額 | ¥2,975,277 |
| 損益 | ¥625,234 |
| 損益率 | +26.61% |
| 積立額 | ¥2,350,043 |
▶ コメント:
「S&P500」は引き続き安定した伸びを見せ、オルカンとほぼ同水準のパフォーマンスを記録。特にハイテク株の回復が追い風となり、米国株の強さを再認識する結果となりました。
✅ iFreeNEXT インド株インデックス
| 項目 | 数値(12月14日時点) |
|---|---|
| 評価額 | ¥2,347,436 |
| 損益 | ¥147,354 |
| 損益率 | +6.7% |
| 積立額 | ¥2,200,082 |
▶ コメント:
インド株は若干の調整を受けつつも、年初からの上昇分をキープ。新興国特有の値動きの大きさはあるものの、長期的な成長性に期待して積立を継続しています。
📌 総まとめ:新NISA運用状況(成長+つみたて投資枠)
| 合計評価額 | 合計積立額 | 合計損益 | 損益率 |
|---|---|---|---|
| ¥8,265,904 | ¥6,850,156 | ¥1,415,748 | +20.67% |
▶ 総評:
新NISAの3ファンドはいずれもプラス圏で推移中。
特にオルカン・S&P500のダブル運用が、安定的な資産成長に貢献しています。インド株はサテライトとして位置づけつつ、リスク分散と成長期待を両立する戦略です。
旧つみたてNISAの資産推移と注目ポイント
2023年までに積み立てた旧つみたてNISAは、2024年以降も運用継続中。
12月14日時点での評価額は¥3,531,026と、先月(¥3,376,270)から+約15万円の増加となりました。
積立はすでに終了しているため、「運用益のみ」で資産が増えている状態です。
✅ 運用ファンド①:eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
| 項目 | 数値(12月14日時点) |
|---|---|
| 評価額 | ¥1,739,667 |
| 損益 | ¥954,645 |
| 損益率 | +121.61% |
| 積立額 | ¥785,023(満額) |
▶ コメント:
日本を除いた全世界株式ファンドながら、+120%超えの含み益を継続中。米国市場の復調や欧州株の堅調さが寄与しており、「長期積立×グローバル分散」の強さを実感できる結果です。
✅ 運用ファンド②:楽天・全米株式インデックス・ファンド
| 項目 | 数値(12月14日時点) |
|---|---|
| 評価額 | ¥1,791,359 |
| 損益 | ¥1,016,323 |
| 損益率 | +131.13% |
| 積立額 | ¥775,036(満額) |
▶ コメント:
旧つみたてNISAの主力だった「楽天VTI」は、含み益100万円を突破。積立当初は不安定な時期もありましたが、10年近い積立期間を経て、しっかりと2倍超に成長してくれました。
📌 総まとめ:旧つみたてNISAの現在地
| 合計評価額 | 合計積立額 | 合計損益 | 損益率 |
|---|---|---|---|
| ¥3,531,026 | ¥1,560,058 | ¥1,970,968 | +126.34% |
▶ 総評:
旧NISAはすでに積立を終えているにも関わらず、評価額は順調に上昇中。この「育てている感覚」こそが、非課税口座の最大の魅力だと改めて感じています。
「資産形成の基礎は長期・積立・分散」──これは、旧NISAの運用成果が何よりの証拠です。
11月→12月でどう変化した?資産の増減をチェック
毎月の資産推移を比較することで、「今どのくらい資産が増えているのか」「何が伸びているのか」が明確になります。
ここでは、11月20日時点と12月14日時点の資産を比べながら、月間の増加額と注目ポイントを整理してみましょう。
📊 資産推移サマリ(11月→12月)
| 区分 | 評価額(11月) | 評価額(12月) | 増加額 | 損益(12月) |
|---|---|---|---|---|
| 新NISA | ¥7,764,761 | ¥8,265,904 | +¥501,143 | ¥1,415,748 |
| 旧つみたてNISA | ¥3,376,270 | ¥3,531,026 | +¥154,756 | ¥1,970,968 |
| 合計 | ¥11,141,031 | ¥11,796,930 | +¥655,899 | ¥3,386,716 |
🔍 月間の注目ポイント
✅ ① 新NISAだけで+50万円超の増加
- 積立額の追加(+¥300,000)もありますが、それ以上に市場全体の上昇が影響。
- S&P500とオルカンの評価額が共に上昇し、堅調な米国株相場が牽引役となりました。
✅ ② 旧つみたてNISAは運用益のみで+15万円
- 積立は停止済みながら、全世界株・全米株ともに含み益が伸長。
- 投資初期の不安定な時期を乗り越え、長期保有の効果が明確に表れています。
💬 総評:月間で+65万円、想定以上の伸び
12月は年末相場・米国金利の利下げ期待など、市場にとって追い風が多い月でした。その恩恵を受ける形で、全体として月間+65万円の資産増加という好結果に。
このように、毎月の資産推移を記録しておくことで、成長実感が得られ、モチベーションにもつながります。
12月の投資環境を振り返り、来月への戦略を立てる
12月は、世界の株式市場にとってポジティブなムードが広がる1ヶ月となりました。特に米国市場は、金利動向の変化やインフレ鈍化への期待感から、大きな反発を見せています。
ここでは、今月のマーケット環境を振り返りつつ、来月以降の投資方針を考えてみます。
🌍 今月の投資環境サマリ
✅ 米国:利下げ観測が強まり、株価上昇
- FRB(米連邦準備制度)の政策スタンスがハト派寄りにシフト
- S&P500は堅調な上昇を続け、テック株を中心に買い戻しが進行
- 長期金利も低下傾向となり、リスク資産に資金が流入
✅ 日本・その他市場も連動上昇
- 為替がやや円高に振れたが、全世界株インデックスは安定推移
- インド市場も堅調で、iFreeNEXTインド株もプラス圏を維持
🎯 来月以降の投資戦略
▶ 投資方針の維持:「積立投資+長期ホールド」
- 市場環境が良好でも悪化しても、ぶれずに積立を続けることが最重要
- 短期的な上げ下げに惑わされず、10年後・20年後の資産形成を意識
▶ ファンドの分散を維持:リスクヘッジの基本
- オルカン(全世界)+S&P500(米国)+インド(新興国)という組み合わせは、地理的分散のバランスが良好
- 今後もこの構成で、状況に応じてリバランスを検討
💬 最後に:投資環境が良い時こそ「初心を忘れずに」
相場が好調なときは、「もっとリスクを取って増やしたい」という欲も出てきがちです。しかし、そういう時こそ、あえて冷静に、機械的に積み立てを続けることが長期投資の本質。
「地味でも続けること」──これが一番強いと、改めて感じた12月でした。
まとめ
2025年12月の新NISA・旧NISAの運用実績は、以下の通りです:
- 総評価額:¥11,796,930(先月比:+¥655,899)
- 総損益:¥3,386,716(含み益率:約+41.3%)
特にオルカンとS&P500が+25%超の好成績を維持し、年間の締めくくりとしては非常に満足度の高い結果となりました。
旧つみたてNISAも含み益が順調に拡大し、**「積立は終わっても資産は育つ」**という感覚をあらためて実感できました。
💡 投資初心者へのメッセージ
僕自身も、10年前は「貯金ゼロ」「投資未経験」からのスタートでした。
だからこそ、これから始める方に伝えたいのは――
✅「小さく始めて、長く続ける」が最強
- 最初は月1万円でもOK。大事なのは続ける習慣をつくること
- 市場が上がっても下がっても、機械的に積立を続けるのが長期成功の秘訣です
✅ 「何に投資するか」より、「いつまで続けられるか」
- ファンド選びも大切ですが、結局は**「時間×積立」=資産形成**になります
- 毎月資産を記録して、成長を楽しみながら続けましょう
✍️ 最後に
このブログでは、毎月のリアルな運用実績を公開しながら、「普通のサラリーマンが資産を作るプロセス」を発信しています。
次回は、2026年1月の運用実績公開を予定しています。2026年もコツコツと、堅実に積み上げていきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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