【2025年版】NISAで絶対にやってはいけない5つの落とし穴と正しい始め方

「NISAって非課税になるし、始めた方がいいってよく聞くけど…」
「正直、何からどう始めたらいいのか分からない」
「なんとなく証券口座だけ作って、まだ手をつけられていない…」

そんなふうに感じていませんか?

実は、以前の私もまったく同じでした。

投資経験もほとんどなく、「NISAはお得らしい」という噂だけを頼りに、よく分からないままスタート。

その結果、「あのとき、ちゃんと知っておけばよかった…」と後悔することもたくさんありました。

NISAは確かに、これから投資を始める人にとって強力な味方になる制度です。
でも、始め方を間違えると、そのメリットを活かせずに損してしまうことも…。

この記事では、これからNISAを始める方や、始めたばかりの方に向けて、
「私自身が失敗したからこそ伝えたい」5つの注意点を、初心者向けにわかりやすくまとめました。

これを読んでからNISAを始めるだけで、安心して一歩を踏み出せるはずです!

目次

なぜ私がNISAで失敗しかけたのか

私がNISAを始めたのは、旧NISA制度の時で、5年前です。

当時の私は、ITエンジニアとして仕事は安定していたものの、将来への不安から「資産形成」を真剣に考えるようになっていました。

書籍やブログで「NISAがいい」と知り、さっそく、ネット証券で口座開設。

もちろん、当時は、投資初心者です(笑)

しかし、投資の勉強をろくにせずに始めてしまい、

ネットで調べたオルカンと、S&Pを投資

毎月上限金額まで投資

気になったら、投資口座をチェック

…と、初心者にありがちな、こんなところからスタートしました。

そして、コロナショックになり、「え、減ってない?」となったのです(涙)

最近は、トランプ関税など、特に2025年は、投資が難しい年になっていると感じます。

そんな時からNISAを始めてみたい、今年からNISAを始めたけど、大丈夫かな?
と思う方に、
「やってはいけない5つの注意点」
を順にお伝えしていきます!

やってはいけない「5つの落とし穴」

それでは、さっそく「5つの落とし穴」をご紹介します。

★NISAの「5つの落とし穴」★
 1.制度の仕組みを理解してから始めよう
 2.短期売買には向いていない制度
 3.雰囲気で商品を選ぶのはNG
 4.生活費まで投資しない
 5.値動きに一喜一憂してして売ったり買ったりしない

正直に言うと、私は「NISA=儲かる口座」くらいのイメージで始めてしまいました。
投資枠や非課税の意味すら、深く理解していなかったのです。

それでは、ひとつ目の「制度の仕組みを理解してから始めよう」から解説します。

制度の仕組みを理解してから始めよう

NISAの基本(2024年改正後)は、以下になります。
旧NISAからは、かなり変わりました。
まずは、この基本となる、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」があることを理解しましょう!

種類年間上限額特徴
つみたて投資枠年間120万円投資信託を中心とした長期投資向け
成長投資枠年間240万円個別株やETFも対象

そして、以下のようなこともあります。

売っても投資枠はすぐに復活しない

損しても税金還付がない(※損益通算不可)

金融商品によってはNISA対象外もある

投資のルールを知らずに戦うのは、サッカーで手を使うようなもの。
NISAの基本を知ってから始めることが、最も効率的な第一歩です。

短期売買には向いていない制度

NISAは、長期投資で力を発揮する制度です。
コロナショック後、株価が回復し、「株価が上がったらすぐ売って利益確定しよう」と思った時期もありました。

NISA枠は、売ってしまうと、直ぐに戻りません。
次の年に戻るのですが、1年の枠が拡大されるわけではありませんのでご注意ください。

あくまでも、NISAは、長期投資として活用することがおすすめなので、NISAの基本を知ってから始めることが、最も効率的な第一歩です。

NISAは長期投資を前提に設計された制度
頻繁な売買には向かない
最低でも3~5年保有するつもりで

雰囲気で商品を選ぶのはNG

「SNSで話題だったから」「知り合いが買ってたから」

これは、私がやってしまった大きな失敗のひとつ。

ありがちなのは、、、

「米国株が強い」と聞いて、よく分からないままS&P500連動型のETFを買ってみました。
数ヶ月後に下落。焦って売却して損失確定。

なんてこともあります。

投資信託なら「分散投資」が基本
インデックス型(S&P500、全世界株式など)でOK
信託報酬(手数料)はできるだけ安いものを

私の今の主力は「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」と「SBI・V・S&P500」。
どちらも長期保有に向いていて初心者にもおすすめです。

値動きに一喜一憂してして売ったり買ったりしない

これは本当に危険です。

私も、ある月に「余ってるから」と思って10万円を追加投資。
しかしその直後、家電が壊れて急な出費が発生。

などなど、ある程度、生活防衛資金を確保しましょう!

NISAの含み益が出ているから、と安心して、取り崩そうと思ったときに、マイナスになっていたりします。

投資は「生活防衛資金(6ヶ月分)」を確保した後に
使う予定がない“余剰資金”で行う

値動きに一喜一憂してして売ったり買ったりしない

投資初心者の頃、わたしは、ちょいちょい投資が増えているかチェックしていました(笑)

投資を始めたころは、相場も良くて、1か月、2か月と好調だったこともあり、

「上がった!やった!」
「下がった…やばいかも…」

とそんなことをやってました。

そして、下がったときに不安になって売却 → 損切り。
でも、そのあと上がったんですよね…よくある話です。

やってはいけないパターンです…

積み立て投資は、「ほったらかし」くらいがちょうど良いです。

「5年後に使うお金」と割り切ることでブレないようにしましょう。

成功のために覚えておきたい3つのコツ

最後に、私の経験を通じて「NISA初心者が成功するためのポイント」を3つにまとめました。

★長期投資のマイルール★
 1.小さく始める(月1万円でもOK)
 2.よく分からないものには手を出さない
 3.ルールを決めて、あとは“見守る勇気”を持つ

このルールを守り続けると、徐々に資産は増えていきます。

暴落にこそ、ルールを忘れずです!

まとめ

わたしは、NISA、iDeCoを中心に資産形成をしています。

株の仕組みを学び、投資スタイルを見直し、
「自分なりのルール」を持ってからは、
着実に資産が増えていく実感を持てるようになりました。

投資は怖いものではありません。
正しく学び、正しく実行すれば、未来の自分を助けてくれる「心強い味方」になります。

どうか、この記事があなたのNISA生活の第一歩となり、安心して資産形成を進められるきっかけになりますように。

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