こんにちは、原 黒之介(はら くろのすけ)です。
サラリーマンの皆さまが「年収1,000万円 × 資産3,000万円」を実現するための情報を発信しています。
今回は、私が実際に経験した「NISA2年目の失敗談」をご紹介します。
「NISAって長期投資だから損はしない」——そう信じて始めた私ですが、
2年目の今、結果はまさかの −119,831円(−2.57%)。
投資初心者としてかなり動揺しましたが、この経験を通じて学んだことは多く、
今なら同じ状況でも落ち着いて対応できます。
この記事では、
・NISA2年目で含み損になった3つの原因
・初心者がやりがちな落とし穴
・損失から立て直すための具体策
をすべて公開します。
これからNISAを始める方や、始めたばかりの方にこそ読んでほしい内容です。
NISA2年目の運用実績を公開【初心者向け】
さっそく、結果からお伝えします!

NISA2年目で、今年、4か月目の結果は、 -119,831円でした。
はい、しっかりマイナスです(涙)。
内訳はこんな感じです。
銘柄 | 評価額 | 損益額 | 損益率 |
---|---|---|---|
三菱UFJ eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン) | 1,577,148円 | -22,906円 | -1.43% |
大和 iFreeNEXT インド株インデックス | 1,443,974円 | -56,031円 | -3.73% |
三菱UFJ eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 1,509,154円 | -40,894円 | -2.63% |
全部マイナス。。。
これが現実なんですよね。
「分散してるから安心」なんて思ってたら、世界もインドもアメリカもそろって沈んでました(笑)。
1年目は、結果は以下で公開しています。
「投資はプラスが当たり前」だと思っていた私は、この数字を見て焦り、
「もしかしてやり方を間違えたのでは…?」と不安になりました。

+ ¥423,765からの、かなりのマイナスになりました(涙)
オルカンやS&Pは、かならずプラスになるわけではなく、長期で見ると、プラスになりやすい、といったことを忘れないようにしないといけないですね。
NISA2年目で含み損になった原因【初心者が注意すべきポイント】
なぜこうなったのか?
振り返ってみます。
最近のニュースから見ても、以下でしょうか。
①トランプ関税ショック
一番大きな要因は、トランプ関税の再来です。
2025年に入り、トランプさんがまた関税強化を打ち出しました。
これで、アメリカ経済も世界経済も一気に冷え込みムード。
以下がオルカンの3年のチャートです。
直近は、多少持ち直しているものの、今年は下落が続いています。

米国株のハイテクバブル崩れ
それに加えて、これまで引っ張ってきたハイテク株がガタ落ち…。
AppleもMicrosoftもNVIDIAも下がる下がる。
S&P500にも大きく影響したので、わたしのeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)もダメージ大でした。
こちらも、3年のチャートですが、ほぼオルカンと同じような動きになっています。

期待したいインド株
こういう時に期待したい、インド株。
「これからはインドだ!」って盛り上がってましたが、短期的な過熱感が出て利益確定売りに押されてしまいました。勢いあると思ってたので、個人的にはちょっとショック大きめでした…。
こちらは、1年のチャートで見てみます。
イマイチですね・・・

今回の含み損を経験して気づいたことは、以下でした。
【NISA初心者の学び】
・含み損は悪ではない。むしろ安く買えるチャンス
・NISAは短期の成績ではなく、10〜20年単位での成長を見るべき
・世界全体に分散することでリスクを抑えられる
その他の資産
でも、全部が全部マイナスってわけじゃないんです!
わたしはNISAだけじゃなく、分散投資してるので、
他の資産たちはしっかり支えてくれてます。
金(ゴールド)ETF
これがめっちゃ頑張ってます!
株式市場が不安定になると、金は安全資産として人気が出るので、自然と価格も上昇。
金ETFのおかげで、全体の資産のバランスがかなり救われました。
金の投資は、こちらで紹介しています。

日本株(高配当株)
さらに、日本株の一部もプラス。
特に高配当銘柄が好調でした。
配当をもらいながら、株価も上がっていく理想的なパターン。
やっぱり、配当金という現金収入があると精神的にもラクですね。
日本株(高配当株)は、こちらで紹介しています。

何はともあれ、まだまだ全体ではプラスです!
NISA単体ではマイナスでも、全体の資産はまだプラス圏をキープできています。
「やっぱり分散って大事だなぁ」
これ、心から実感しました。
初心者が同じ失敗を避けるための改善策【NISA運用のコツ】
この状況を受けて、これからどうするか?
わたしなりの方針をまとめました。
長期分散投資は変えない!
いまは正直、相場が荒れる場面が増えそうです。
トランプ政権の影響も、世界情勢も不安要素だらけ。
でも、こんなときこそブレずに、長期分散投資を続けることが大事だと思ってます。
一時的な下落で焦って売ったり、積立をやめたりすると、将来のリターンを逃すことになっちゃうので。
本業収入をがんばる!
投資だけでメンタルを支えるのって難しいので、
本業で収入を増やす方向にも力を入れます。
昇格試験に挑戦したり、資格を取ったり、「稼ぐ力」を高めることも、間接的に投資力アップに繋がります。
コツコツ追加投資
積立NISA枠は満額利用しているので、
相場が下がったときは、スポットでちょっとだけ追加投資も考えています。
ただし、無理のない範囲で。
生活防衛資金はしっかりキープしながら、コツコツやっていきます。
まとめ
今回は、【サラリーマン投資】NISA2年目の資産公開というテーマで、リアルな数字をお届けしました。
★NISA2年目の状況★
・評価損益は-2.57%で、まさかのマイナス
・トランプ関税ショック、ハイテク株崩れ、インド株調整が主な要因
・金や高配当日本株が全体の資産を支えてくれている
・方針は変えず、長期分散+本業強化+コツコツ投資を継続
まだ2年目です。
焦らず、腐らず、じっくりやっていきます。
また不定期ですが、資産状況をアップデートしていきますね!
コメント