【サラリーマン投資】日本の高配当株おすすめ20銘柄 前編

こんにちは、原 黒之介(はら くろのすけ)です。

わたしは「資産形成」と「自己投資」を通じて、サラリーマンの皆さんが“豊かな人生”を築くための情報を発信しています。

前回、おすすめの10銘柄を紹介させていただきました。
今回は、さらに分散、長期投資できる、おすすめ20銘柄を紹介します。
わたしも長期運用している銘柄になります。

目次

おすすめ高配当株20銘柄

それでは、早速おすすめの20銘柄を紹介します。
前回ご紹介した、10銘柄に追加して、合計おすすめの20銘柄です。
全体的に、業種を分散投資にし、同じ業種でも複数の銘柄を購入しています。
2024年1月現在のおすすめではありますが、今後も長期に保有したいと考えている銘柄になっています。

コード銘柄業種紹介
12914JT食料品前編で紹介
21605INPEX鉱業
34452花王化学
44503アステラス製薬医薬品
54578大塚ホールディングス医薬品
65108ブリヂストンゴム製品
76301コマツ機械
86326クボタ機械
98001伊藤忠商事卸売業
108031三井物産卸売業
118058三菱商事卸売業
128306三菱UFJフィナンシャル・グループ銀行業後編で紹介
138316三井住友フィナンシャルグループ 銀行業
148766東京海上ホールディングス保険業
158591オリックスその他金融業
168697日本取引所グループその他金融業
177164全国保証その他金融業
189432NTT情報・通信
199433KDDI情報・通信
201928積水ハウス建設業
おすすめの20銘柄

おすすめ理由

わたしがおすすめだと思っている理由は、以下の3つになります。

①海外に事業展開をしている
②参入障壁が高い事業を生業としている
③中期経営計画がしっかりしている

一つ目の海外事業展開については、やはり国内のみの事業となると、国内の景気悪化を受けやすい点があります。
日本の人口減が予測されていることから、国内需要のみをターゲットにした事業だと限りがあり、海外を視野に入れて、事業展開している企業は、成長する可能性があると思っています。

二つ目の参入障壁が高いことです。
他社が参入しやすくなると、業績が安定しない可能性があります。
車業界では、国内だけではなく、海外車もあり、特定の車種がヒットしても、その後、他社の車種がヒットすることも多く、競争があるので面白いのですが、安定した株を買いたい意図からは外れていきます。
一番分かりやすいのが、おすすめ銘柄にある、日本取引所グループです。
こちらは、日本で唯一の事業となっていて、他社が参入することはまずないです。

最後、三つ目は、企業の中期経営計画がしっかりしていることです。
計画がしっかりしているかを見抜くのは非常に難しいのですが、いろんな企業の中期経営計画を見ていると、徐々に違いが分かってくると思います。
私が見る点は、今の収益の基盤がしっかりしているかと、今後の事業展開に対して、投資ができそうかどうかになります。
収益の基盤が崩れてくると、売り上げ、利益が凹むことになります。二つ目の他社の参入により、シェアが奪われることもあるため、収益構造がしっかりしているかを見ています。
もう一つの事業展開は、本業が一つだけだと、その事業が外的要因により悪化するケースも想定されます。
今だと、円安や、ウクライナの影響です。
本業以外の投資ができていると、仮に本業が傾いても、立て直せる可能性が残せるからです。

このあたりの観点で、投資した企業や、投資しようと思った企業の中期経営計画を見てみるのも良いと思います。

ここからは、特におすすめの銘柄と理由を紹介いたします。

おすすめ① JT(日本たばこ)

最初のおすすめは、前回のおすすめ20銘柄にも入っている、JTです。
社名にもある通り、たばこのイメージが強い方も多いと思います。

こちら、2022年度業績ですが、売上収益は、前年度比14.3%増の2兆6,578億円となっています。
2兆円越え😅すごいですね。。

JT 2022年度業績・財務ハイライト

おすすめ② INPEX

こちらは、前回も紹介させていただきました。
INPEXは、石油・天然ガスの探鉱・開発・生産プロジェクトを約20カ国でグローバルに展開する日本最大のエネルギー開発企業です。

INPEXは、日本政府(経済産業省)が持つ特別な株式で、通称「黄金株」と呼ばれています。政府は同社の経営方針に直接的に影響を与える能力を持っています。

業績も安定していますので、長期保有前提で持っています。

おすすめ③花王

最近、業績が低迷し、「モノ言う株主」が急浮上し話題になっていました。
業績を見ながら、今後、長期保有するか、慎重になっていたりもします。

こちらおすすめの理由としては、34期連続増配している点です。

引用)花王HP 花王の株主になるメリット

業績が低迷していますが、うれしいところです。

おすすめ④医薬品株(アステラス製薬、大塚ホールディングス)

分散投資をする上で医薬品系もおすすめです。
わたしは、アステラス製薬、大塚ホールディングスを保有しています。

日本では、超高齢社会と言われています。
「人生100年時代」を迎えており、健康増進や病気の予防・治療の必要性がますます高まってきますね。
そのため、日本のヘルスケア市場も今後拡大する可能性があります。

医療、ヘルスケア、介護業界は、分散してもっておきたいところです。

では、アステラス製薬は、どうかと言うと。
こちらが業績です。
売り上げは、右肩上がりですが、コアの営業利益が苦戦しているように見えます。

先日の決算発表では、24年3月期の連結最終利益は前の期比82.7%減の170億円に落ち込んだが、従来予想の30億円を上回って着地。25年3月期は前期比76.0%増の300億円に回復する見通しとなりました。
4期連続増収です。今期の年間配当は、前期比4円増の74円に増配と発表されました。

大塚ホールディングスは、売り上げは好調のようです。
営業利益が伸び悩んでいるように見えますが、2024年度 第1四半期 決算説明では、売上収益、事業利益は前期比で大きく成長し、2024年度 上期計画に対しても、順調な進捗となっています。

引用)大塚ホールディングス 業績ハイライト

ただし、先日、2024年5月22日には、2024年1〜6月期の連結営業利益(国際会計基準)が前年同期比27%減の950億円になりそうだと発表されました。従来予想は29%増の1680億円で730億円引き下げ減益に転じることになります。徘徊(はいかい)など認知症が原因の行動を抑える薬の臨床試験(治験)を中止し、新たに減損損失を約1000億円計上されます。

このあたりは、新薬の投資や、特許切れの問題もあり、業績を左右します。
当面、長期保有は続けるつもりですが、買い増しについては、動向見ながら慎重に進めようと思います。

おすすめ⑤ブリヂストン

こちらは、知らない方もいないくらい有名ですよね。
業績も安定です。
円安の影響もあり、増収増益のようです。

引用)ブリヂストンHP 財務・業績情報

配当情報を見てみましょう。
2022年のコロナの影響以外は、安定していますね。
今後も長期投資は、継続し、分散投資しながら、資金に余裕が出てきたタイミングで買い増し予定です。

引用)ブリヂストンHP 株主・株式情報

おすすめ⑥コマツ、クボタ

コマツ、クボタともに日本の大手建機メーカーでして、世界進出もしていて、どちらの企業も世界の建設機械市場で高いシェアを持っています。
そのため、長期保有銘柄としてもおすすめです。

それでは、コマツの直近の業績を見てみましょう。
2020年までは、多少減少していましたが、その後は、右肩上がりになっています。
この後、決算発表があるので、楽しみですね。

引用)コマツHP 業績・財務時系列データ(連結ベース)

続いて、クボタです。
こちらも右肩上がりになっていますね。
2026年5月をめどに本社を大阪・梅田地区に移すこともニュースになりました。
西日本最大のターミナル駅、JR大阪駅(大阪市北区)の大型再開発地区「グラングリーン大阪」に完成するオフィスビルの主要テナントのようです。
「大阪最後の一等地」と呼ばれているようで、うらやましいですねー

引用)クボタHP 主要財務データ

おすすめ⑦商社(伊藤忠商事、三井物産、三菱商事)

商社3社は、おすすめです。
最近も、バフェットさんがコメントしていて、ニュースで取り上げられていました。
日本の商社株投資に対して、「圧倒的な説得力」とコメントしており、心強いですね!

わたしが保有しいてる商社株は、以下の3つです。

投資している商社
 1.伊藤忠商事
 2.三井物産
 3.三菱商事

商社は、さまざまな分野で事業を行っており、主にトレーディングと事業投資の2つのビジネスを展開する会社です。
総合商社が取り扱う商品は、俗に「カップラーメンからロケットまで」と表現されることがあり、幅広い商品を扱うビジネスを展開をしているのが特徴です。
海外事業を手掛けているため、商社だけで、分散投資できるようなイメージもあります。
この3社だけでも多少の違いがあります。

比較伊藤忠商事三井物産三菱商事
設立1949年12月1日1947年7月25日1954年7月1日
資本金253,448百万円343,062,380,506円204,446,667,326円
社員数4,190名5,419名5,421名
拠点数国内:7
海外:87
国内:11
海外:114
国内:11
海外:107
強み非資源分野で高い収益力を有しており、特に生活消費関連ビジネスを強み三井物産は資源分野が強く、特に金属資源に強み三菱グループを基盤とした総合力
2024年5月の各社のHPから抜粋

各商社の株価状況は、こんな感じです。

Yahooファイナンス 伊藤忠商事(株)の株価チャート
Yahooファイナンス 三井物産(株)の株価チャート
Yahooファイナンス 三菱商事(株)の株価チャート

各社、10年のチャートですが、右肩上がりですごいですね。
バフェットさんが投資しているのも、こういった実績があるからだと思います。

また、バフェットさんは、5大商社に投資しているらしいので、上記に加え、丸紅、住友商事です。
資金に余裕がある方は、5大商社に分散投資するのも良いかもしれません。

日本の5大商社
 1.伊藤忠商事
 2.三井物産
 3.三菱商事
 4.丸紅
 5.住友商事

後半に続きます

まずは、11銘柄紹介させていただきました。
続きは、後編でご紹介いたします!

かえるさん

後編もお楽しみに!

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