【サラリーマン投資】NISAでおすすめ?iFreeNEXT FANG+インデックスとは

はらぐろ

こんにちは、はらぐろです。
今回は「iFreeNEXT FANG+インデックス」という投資信託をご紹介します。世界的に有名な米国企業に集中投資できるファンドですが、「初心者にはどうなんだろう?」「NISAで買うメリットは?」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、投資初心者の方にもわかりやすいように、iFreeNEXT FANG+インデックスの概要や私の運用成績、メリット・デメリット、そしてNISAでの活用について解説していきます。

目次

1.iFreeNEXT FANG+インデックスとは

まずは「iFreeNEXT FANG+インデックス」の基本的な特徴について整理してみましょう。

FANG+とは

「FANG」とは、以下の4社の頭文字を組み合わせた呼称です。

Facebook(フェイスブック)
Amazon(アマゾン)
Netflix(ネットフリックス)
Google(グーグル)


これに「+(プラス)」がついて「FANG+(ファングプラス)」という指数が存在します。つまり、FANGの4社に加え、以下のような有名企業が含まれて合計10銘柄となっています。
 Apple(アップル)
 Microsoft(マイクロソフト)
 NVIDIA(エヌビディア)
 CloudStrike(クラウドストライク)
 ServiceNow(サービスナウ)
 Broadcom(ブロードコム)
※2024年9月末時点
※Facebookの現在の社名はMeta Platforms、Googleの親会社はAlphabet

これに「+(プラス)」がついて「FANG+(ファングプラス)」という指数が存在します。
つまり、FANGの4社に加え、以下のような有名企業が含まれて合計10銘柄となっています。

    世界中で利用されるテクノロジーサービスを展開しており、私たちの生活にも大きな影響を与えている企業ばかりですね。
    テクノロジー業界に詳しくない方でも知っている企業名が多いと思います。
    時価総額も桁違いに大きく、業績や株価に注目が集まりやすい銘柄群となっています。
    わたしは、本業がITになり、注目している企業が多くあることもあり、購入していました。
    運用成績は、のちほどご紹介しますね。

    iFreeNEXT FANG+インデックス

    引用)SBI証券HP iFreeNEXT FANG+インデックス

    このFANG+指数に連動するように運用されている投資信託が、「iFreeNEXT FANG+インデックス」です。大和アセットマネジメントが提供しており、アメリカに上場しているFANG+の10銘柄を対象に投資を行います。
    世界的に知名度の高い企業をピンポイントで買えるのが特徴で、ハイリスク・ハイリターンの側面を持ちながらも成長性に期待が持てるファンドとして人気です。

    日本では、オール・カントリー(通称「オルカン」)やS&P 500に連動する投資信託が投資初心者に定番として挙げられますよね。
    こうした広範囲への分散投資ではなく、FANG+の限られた10銘柄に“集中投資”する形となるため、相場環境次第では大きく値が動くこともあります。

    実際のところ、FANG+指数は近年のハイテクブームを後押しに急成長しており、長期的に見ると高リターンが得られているのも事実。たとえば、以下のような実績が公開されています。
    10年で、約15倍に成長しているのは、凄いですよね!

    引用)SBI証券HP iFreeNEXT FANG+インデックス

    これだけ聞くと夢がありますが、その分ボラティリティ(値動きの幅)も大きく、一時的に大きな下落を経験することもしばしばあります。
    ですので、投資対象としては魅力的である一方、メインの資産運用とするにはリスクを理解しておくことが必要です。

    2.はらぐろの運用成績

    わたし自身、昨年から試しに「iFreeNEXT FANG+インデックス」を少額ながら購入してみました。
    集中投資系のファンドは値動きが激しいイメージがありましたが、成長性にも惹かれたので、ポートフォリオの一部として組み入れています。

    ★はらぐろの「iFreeNEXT FANG+インデックス」運用成績★
     取得金額
    :2,300,015円
     評価額 :2,537,302円
     評価損益+237,287円

      今のところ、まずまずの成果かなと思っています。運用のタイミングや相場にもよりますが、大きくマイナスに転じることなく、しっかりプラスを維持している印象です。
      過去の実績が未来の成果を保証するわけではありませんが、長期で考えると高い成長力を持った銘柄群であることは間違いないでしょう。

      個人的には、IT関連の仕事に携わっていることもあり、テクノロジー企業の動向に自然と注目する機会が多いです。「投資すると、その業界ニュースにもっと敏感になる」というメリットもありますよね。
      これからも、情報収集を怠らずに運用方針を考えていきたいと思っています!

      3.メリット・デメリット

      わたしの感覚も含みますが、メリット・デメリットを整理してみました。

      メリット

      1. グローバルな知名度と影響力
        FANG+(ファングプラス)は、Facebook(メタ)、Amazon、Netflix、Google(アルファベット)など、現代の生活には欠かせないプラットフォーム企業が集結しています。
        私たちが日常的に使うサービスを運営しているため、「これからも成長し続けるんじゃないか」という期待感が高いですよね。
      2. 高い成長性が期待できる
        テクノロジーやIT領域は革新が絶えず、世界の中心的存在として経済を牽引してきました。
        過去10年の実績を見ると15倍という伸びを見せており、今後も新サービスや新技術の登場でさらなる成長が期待できます。
      3. 投資しやすい投資信託
        個別銘柄を買おうとすると、米国株の場合は為替を考慮したり、どの銘柄をどれくらい買うか検討したりと手間がかかります。
        しかし「iFreeNEXT FANG+インデックス」であれば、投資信託としてパッケージ化されているため、少額からでも簡単に分散(といってもFANG+内でですが)投資できる点が大きな利点です。

      デメリット

      1. 値動きが激しい(ボラティリティが高い)
        集中投資の特性上、相場の影響を大きく受けやすいです。
        特にハイテク株は好調なときは一気に上昇しますが、悪材料が出ると大きく売られやすい傾向があります。
        そのため、日々の評価額が乱高下しがちで、メンタル面での負担が大きいかもしれません。
      2. 分散が限定的
        FANG+10銘柄というのは、業種としてはハイテク・IT企業が中心です。
        これは、世界全体に幅広く投資を行う「オルカン」や「S&P 500」とは性格が異なり、分散が効きにくい側面があります。
        リスクを抑えたい投資初心者には、まずはもっと分散度の高いファンドを選ぶのが無難かもしれません。
      3. 下落局面でのリスクが大きい
        世界的な不況やITバブル崩壊といった局面では、ハイテク株が集中して売られ、相場全体よりも大きな下落に見舞われることがあります。
        長期で保有していればリバウンドする可能性はありますが、短期的には大きなマイナスを抱えるリスクがある点には注意が必要です。

      4.NISAで買いか?

      ここからは「NISAとの相性」について考えてみましょう。

      2024年以降にNISA制度が大きく変わり、新しいNISA(通称・新NISA)では非課税枠が拡充され、より長期投資に適した設計になってきています。
      投資初心者の方やサラリーマンの方でも、NISA枠を使えば運用で得た利益が非課税になるメリットは見逃せませんよね。

      iFreeNEXT FANG+インデックスをNISA枠で購入する場合、リターンが大きくなればなるほど非課税効果は高いです。
      ただし、値動きが大きいという点から、タイミング次第では含み損を抱える可能性もあるため、そのまま非課税期間が終わってしまうリスクも考慮が必要だと思います。

      私自身は現状、NISA枠をオルカンやS&P 500のように分散投資のファンドに使うほうが安心感があると考えています。iFreeNEXT FANG+インデックスは、どちらかというと“攻めの投資”というイメージが強いので、リスクを取りたい分だけ一般の特定口座で購入するようなスタンスでも良いかもしれません。

      もちろん、ハイリターンを狙いつつ非課税の恩恵を最大化したいという方は、NISA枠で積極的にFANG+を買うのもアリです。
      その際は、短期的な値動きに一喜一憂せず、ある程度長期的に保有する覚悟が必要になってくるでしょう。

      5.まとめ

      今回は、わたしが運用している「iFreeNEXT FANG+インデックス」について紹介しました。内容を振り返ってみると、以下のポイントがわかります。

      ★「iFreeNEXT FANG+インデックス」検討のポイント★

      FANG+ は世界的に著名なIT・ハイテク企業10銘柄で構成される株価指数
      iFreeNEXT FANG+インデックス は、その指数に連動する投資信託で、10年で15倍に成長した実績もある
      メリット は成長性の高さや投資のしやすさ
      デメリット は値動きの激しさと分散の乏しさ、下落時のリスクの大きさ

      NISAで買うかどうか は投資家のリスク許容度次第。ハイリターンを狙いたいなら検討の価値はあるが、分散を意識したいなら他ファンドも併用すべし

        個人的には、テクノロジー企業の動きはこれからも注目だと思っていますが、投資初心者にはややハードルが高い部分もあるかもしれません。
        最初は「オルカン」や「S&P 500」といった分散投資効果の高いファンドから入ってみて、投資に慣れてきたらポートフォリオの一部にFANG+を組み込む形が良さそうです。

        いずれにしても、投資はあくまで自己責任。将来の相場がどうなるかは誰にもわからないため、余裕資金の範囲でリスクを取りながら、自分の投資スタンスに合った商品を選んでいきましょう。
        私も引き続きFANG+の状況をチェックしつつ、投資判断をアップデートしていきたいと思います。

        もし「もっと詳しく知りたい」「実際の運用画面を見てみたい!」という方は、証券会社の資料や公式サイトを参考にしながら検討してみてくださいね。
        今後も、サラリーマン投資家として実体験ベースで情報を発信していきますので、どうぞよろしくお願いします!

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