こんにちは、原 黒之介(はら くろのすけ)です。
このブログでは、サラリーマンが「資産形成」と「自己投資」を通じて、より豊かで自由な人生を築くための情報を発信しています。
今回は「暗号資産(仮想通貨)」についてのお話です。
「興味はあるけど、なんとなく怖くて始められない…」
そんなふうに感じている方、多いのではないでしょうか?
実は、わたしもそうでした。
長年、NISAやiDeCoなどの投資を続けてきましたが、暗号資産にはずっと距離を置いていました。
そんな私が、最近「ビットコインを分散投資の一つとして取り入れてみよう」と思ったきっかけが、
日本円ステーブルコイン「JPYC」
の存在でした。
これをきっかけに、暗号資産について改めて深掘りし、知識もついてきたので、少額からの投資を始めることにしました。
この記事では、
✅暗号資産に感じる「怖さ」の正体
✅なぜ今、ビットコイン投資を始めたのか
✅どのように始めたのか
など、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
「暗号資産=怖い」と思っているあなたにこそ、読んでほしい内容です。
暗号資産とは?
まず、「暗号資産(仮想通貨)」とは何かを簡単に整理しておきましょう。
暗号資産とは、インターネット上で使えるデジタルなお金のことです。代表的なものに「ビットコイン(BTC)」や「イーサリアム(ETH)」があります。
これらは、国家や銀行が発行するお金とは違い、中央管理者がいないのが特徴です。ブロックチェーンと呼ばれる仕組みを使って、すべての取引履歴が記録・管理されています。
💱暗号資産の特徴
・価格が変動する(ボラティリティが高い)
・24時間365日取引が可能
・国境を超えて送金できる
・将来的な価値上昇に期待されている
一方で、価格が急に上下することや、詐欺的なプロジェクトも一部に存在するため、「怖い」「怪しい」といったイメージを持たれることもあります。
ですが、しっかりとした知識を持って少額から始めれば、リスクを抑えて投資に活かすことも可能です。
ステーブルコイン「JPYC」との違い
わたしが暗号資産への興味を持つようになったきっかけは、「JPYC」という日本円連動型のステーブルコインでした。
ステーブルコインとは?
ステーブルコインは、「価格が安定している暗号資産」です。
具体的には、1枚=1円や1枚=1ドルといった形で、法定通貨と同じ価値を持つよう設計されています。
「JPYC」は、日本円と連動するステーブルコインで、価格が常に1JPYC=1円を目指して設計されています。
JPYCとビットコインの違い
| 項目 | JPYC | ビットコイン |
|---|---|---|
| 価格の安定性 | 高い(1円と連動) | 低い(変動が大きい) |
| 投資目的 | 日常決済・送金 | 資産運用・価値保存 |
| 中央管理者 | あり(発行元あり) | なし(完全分散) |
| リスク | 少額なら低め | 価格変動リスクあり |
JPYCは、ブロックチェーン技術の実用性に触れる入り口として最適だと感じました。
実際にJPYCを使って送金や決済を試すことで、「暗号資産=怪しい」というイメージが少しずつ解消されていったのです。
この経験が、「じゃあ、今話題のビットコインも少しだけ持ってみようかな」という次のステップにつながりました。
ビットコインを買ってみる
JPYCで暗号資産に触れ、「思っていたよりもシンプルかも」と感じた私は、いよいよビットコインを購入してみることにしました。
初心者にとって最大のハードルは「どこで買うか?」
暗号資産を始めようとすると、まず悩むのが「どの取引所を使えばいいの?」ということです。
私が選んだのは、SBIVCトレードです。
理由は以下の3つです:
SBIVCトレードを選んだ理由
・SBIグループという安心感(金融大手が運営)
・日本円の入出金がスムーズ
・初心者でも使いやすいシンプルな操作画面
実際にビットコインを買ってみた
まずは、10万円分購入してみました。
「大きく値下がりしたらどうしよう…」という不安もあったので、最初はあくまでお試し感覚での少額投資です。

SBIVCトレードの口座を開設し、本人確認などを済ませると、すぐに日本円を入金してビットコインを購入することができました。
少額から買えるのが魅力
「ビットコインって1枚数百万円とかするんじゃないの?」
そんなイメージを持っている方もいると思いますが、ビットコインは1円単位で買えるのが魅力です。
たとえば1万円であれば、0.0002BTCのような単位で保有することになります。
これは「株式投資でいうところの単元未満株」のようなイメージで、初心者にとってリスクを抑えて始めやすい仕組みです。
買ってみて感じたこと
正直、「買ったら終わり」ではなく、買ってからがスタートでした。
毎日価格が変動するので、アプリを開くのがちょっと楽しみです。
毎日見すぎると不安にもなる。
「長期保有」と決めているので、日々の値動きに振り回されないように意識します。
自分のお金を実際に入れることで、「もっと深く学ぼう」という気持ちも芽生えました。
ビットコインを今後の資産形成にどう活かすか?
ビットコインを実際に購入してみて感じたのは、
「これは単なる投機対象ではなく、資産形成の一部として使える可能性がある」ということでした。
世界経済は今、不安定な時期にある
近年、投資環境は大きく変化しています。
- 米国経済は、インフレ懸念や利下げ観測が入り混じり、マーケットが読みにくい状況
- テック株は成長性がある一方、値動きが激しくボラティリティが高い
- 日本株はバブル後の高値圏にあり、今から買うのは不安という声も増えています
こうした状況で、「株式だけに頼るのは不安だな」と感じ始めたのが、分散投資を本気で考え始めたきっかけです。
ビットコインのような“非相関資産”に注目
ビットコインはボラティリティ(価格変動)が高いですが、そのぶん他の資産とは異なる動きをする可能性があるという特徴もあります。
これは「非相関資産」と呼ばれ、株や債券が値下がりしているときでも、価格が上がる可能性を持っています。
もちろん、逆もあり得るためリスクはありますが、だからこそ資産全体の一部に組み入れることで、全体のバランスをとるという考え方が有効になります。
今後のスタンス:「暴落時に購入」「資産の5%以内」
私自身、今後のビットコイン投資においては、以下の方針を立てています。
💡積立ではなく、暴落時に購入するスタイル
→ 値動きが激しいからこそ、価格が大きく下がったときにだけ購入を検討する
💡資産全体の5%を上限とする
→ 生活資金や長期資産への影響を抑えるためのリスク管理
💡あくまで「本業+自己投資」が資産形成の軸
→ 暗号資産に振り回されず、冷静に資産形成を続けるためのマインドセット
このように、自分なりのルールを決めて向き合えば、ビットコインも「怖いもの」ではなくなります。
むしろ、将来の不確実性が高い今だからこそ、一部をビットコインのような資産に分散する価値はあると感じています。
まとめ:ビットコインは“怖くない”、でも正しい理解が大切
今回は、ビットコインを分散投資先として始めた理由を、自分の体験をもとにご紹介しました。
暗号資産というと「怖い」「怪しい」というイメージが先行しがちですが、実際に少額から触れてみることで、その印象は大きく変わりました。
特に、
・JPYCのようなステーブルコインを通じて仕組みに触れたこと
・信頼できる取引所(SBIVCトレード)を利用したこと
・自分なりのルールを決めて投資したこと
これらが、「暗号資産=怖くない」と思えるようになったポイントでした。
もちろん、暗号資産にはリスクがあります。価格の上下も激しく、すべての人に適した投資先とは限りません。
だからこそ大切なのは、正しい情報をもとに、自分の判断で、少額から始めてみるという姿勢です。
わたし自身は今後、資産全体の5%を上限に、ビットコインを「暴落時に購入する」形で分散投資の一部に取り入れていく予定です。
ビットコインや暗号資産は、これからの時代において「無視できない存在」になりつつあります。
「なんとなく怖いから手を出さない」という理由だけでチャンスを逃すのはもったいない。
少しでも興味を持った方は、まずは情報収集から、そして余裕資金での少額投資から始めてみてはいかがでしょうか。
あなたの資産形成に、新しい可能性を加えるきっかけになれば嬉しいです。


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