こんにちは、はらぐろです。
最近、「楽天SCHD」が話題になってますね。
YouTubeでもいろいろ紹介されています。
今回は、話題の「楽天SCHD」は投資すべきかを考えてみました。
最近、投資初心者や長期分散投資を目指すサラリーマンの間で注目を集めているのが、楽天証券が提供する「楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)」です。
このファンドは、「シュワブ米国配当株式ETF(SCHD)」への投資が可能な投資信託となり、配当収益の確保や中長期的な値上がりが期待できます。
なんといっても、年4回決算をおこない、原則3か月ごとの分配が特徴です。
それでは、詳しく見ていきましょう。
楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)とは?
楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)は、主に米国の高配当株式に投資する投資信託になっています。
「シュワブ・米国配当株式ETF(SCHD)」を主要な投資対象とし、配当収益と中長期的な値上がり益の両立を目指します。
そして、なんと、販売開始からわずか40日間(9月27日~11月5日)で残高500億円を達成しているんです。
販売開始から、大人気ですね。
特徴は、以下となっています。
★「楽天SCHD」の特徴★
投資対象 : 米国の高配当株式(主にSCHD)
分配頻度 : 四半期ごと(年4回)
為替ヘッジ : 行わない
NISA対応 : NISA成長投資枠で利用可能
「楽天SCHD」の人気の理由
なぜこんなに人気があるのかと言うと、「分配金の受け取り」と「値上がり益」の両方が期待できるからになっています。
「楽天SCHD」は、米国の高配当ETF「SCHD」に投資しています。
この「SCHD」の最大の特徴が、「分配金の受け取り」と「値上がり益」の両方が期待できるファンドになっています。
分配金もあり、投資したファンドが値上がりするのは、うれしいですよね。
もともと、米国ETF「SCHD」は国内の証券会社で直接買うことができなかったのですが、楽天証券が販売できるようになり、人気になりました。
※2024年12月からは、SBI証券でも同様のファンドが販売されました。
さらに、新NISAの成長投資枠でも投資可能になったのも人気の理由です。
買う?買わない?
それでは、「楽天SCHD」を買うか、買わないかの結論です。
わたしは、買わないことにしました。
理由は、楽天証券でしか買えないからです(笑)
わたしは、SBI証券でNISA含め投資をしていて、わざわざ楽天証券に口座を開設して、「楽天SCHD」を購入するかというと、そこまでしなくても良いかなと思いました。
他にも理由があります。
楽天高配当ファンドは、配当金を得る「インカムゲイン」にフォーカスしています。
一方、インデックス投資は資産全体の成長を目指し、配当金を再投資することで複利効果を狙います。
年4回の分配金をもらってしまうと、再投資の福利効果が低下してしまいます。
わたしは、長期投資を目標にしているため、配当型のファンドの投資は少なくしています。
そしてもう一つ。
楽天高配当ファンドは、高配当株に特化しているため、成長株やその他のセクターへの投資が限られます。
一方、インデックスファンド(例:楽天・全米株式インデックス・ファンド)では、配当株も含む幅広い銘柄に投資するため、より広範なリスク分散が可能です。
わたしのように以下の長期分散投資を基本とするインデックス投資を続けている方は、「楽天SCHD」にマッチしていないかもしれませんね。
1.複利効果を最大化したい
配当金を受け取らず再投資することで、資産の効率的な成長を目指しています。
2.コストを抑えたい
インデックスファンドの低コスト運用により、運用益を最大化する方針です。
3.幅広い分散を重視
高配当株だけでなく、成長株や幅広いセクターに分散することでリスクを軽減しています。
「楽天SCHD」はこんな人におすすめ
わたしは、買わないことにしましたが、「楽天SCHD」は、良い投資信託だと思います。
それでは、どのような方にお勧めかというと。
以下のような投資家に向いていると考えられます。
1.定期的な配当金を得たい方
2.米国株式市場に特化した投資をしたい方
3.投資初心者で少額から始めたい方
一方、税金やコストを重視し、資産の効率的な成長を目指す方は、インデックスファンドを検討する方が良いでしょう。
まとめ
楽天・高配当株式・米国ファンドは、高配当株式を通じて配当収入を得ることを目指す投資家にとって魅力的な選択肢です。
一方、インデックス投資との比較では、配当重視か資産成長重視かという明確な違いが見えてきます。
わたしは引き続き、手数料が低く分散性の高いインデックスファンドでの長期投資を続けます。
配当収入を重視する投資家にとって、このファンドは検討に値する商品と言えるでしょう。
投資は自己責任です。自分の投資方針や目的に合った選択をし、未来の資産形成に役立ててください!
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