【サラリーマン投資】エヌビディア決算!市場への影響は?!

はらぐろ

こんにちは、はらぐろです。
アメリカの半導体大手、エヌビディアの先月までの3か月間の決算が発表されました。
市場への影響はどうだったんでしょうか。
気になる決算内容と、市場の影響を見たいと思います。

目次

エヌビディアの決算

5月22日に、エヌビディアの先月までの3か月間の決算が、発表されました。
ことし2月から先月までの3か月間では、売り上げは前の年の同じ時期の3.6倍に増えて260億4400万ドル、日本円でおよそ4兆800億円で、全体のおよそ87%がデータセンター部門でした。最終的な利益は148億8100万ドル、日本円でおよそ2兆3300億円で、前の年の同じ時期の7.3倍に増えました。
すごいですよね。。

これは、生成AIの利用が世界で急速に広がり、アメリカのIT大手が生成AIの新たなサービスを相次いで発表して激しく競う中、データセンターで使われるAI向けの半導体の需要が急増したことが業績を押し上げ、市場の予想を上回ったようです。

また、ことし7月までの3か月間の売り上げの見通しを280億ドル前後と示し、好調な業績が続くとの予想を明らかにしています。

市場への影響

それでは、市場絵の影響です。
市場予想は24年2〜4月期の売上高が246億ドル前後、純利益が約131億ドルでした。
エヌビディアは5〜7月期の売上高見通しを280億ドル前後と示した。これも266億ドル程度と見込んでいた市場予想を上回りました。

決算発表後、22日の米株式市場の時間外取引でエヌビディア株は同日終値から一時7%上昇する場面があったようです。
一か月の株価チャートは、以下のようになっています。
上昇していますね。

Yahooファイナンス エヌビディアの株価チャート

エヌビディアとは?

引用)エヌビディアHP

エヌビディアは、最近、ニュースで取り上げることも多くなり、名前を知っている方も多くなったと思います。
エヌビディア(NVIDIA)は、人工知能(AI)向けの大手半導体メーカーです。

2024年2月、エヌビディア(NVIDIA)の時価総額が2兆ドルを超えました。
これはアメリカ企業で史上3番目の快挙で、Googleの親会社であるアルファベットをも上回っています。
めちゃくちゃすごいですよね。

1兆ドルから2兆ドルに増加したスピードについても、突出しているようで、Apple社やMicrosoft社は2年以上掛かったのに対して、エヌビディアは約1年で達成しました。
今後、AIの普及に伴ってさらに成長することが期待されています。

エヌビディア(NVIDIA)は、主にGPU(グラフィックスプロセッサユニット)を開発している企業です。1993年に創立され、最初はゲーム用のリアルタイムGPUを開発していました。

その後、GPUが一般的な計算処理にも応用できることを発見し、現在に繋がっています。GPUは、AI開発やデジタルツインといった分野で広く活用されています。

またエヌビディアは、ファブレスメーカーとしても知られています。これは「工場を持たない」ことが特徴で、工場建設費を削減しながら優れたアイディアが実現できるのが強みです。

注目される理由

エヌビディアの主力製品は複雑なデータの並列処理が得意な画像処理半導体(GPU)だ。「Chat(チャット)GPT」など生成AIの開発に必要な大量のデータ処理に、データセンターのGPUを使う。

データセンター部門の売上高は前年同期比5.3倍の225億6300万ドルだった。IT(情報技術)企業がAI向け半導体の購入を増やし、先端品「H100」などの販売が増えた。同部門は売上高全体の87%を占め、業績拡大をけん引した。

英調査会社オムディアによるとエヌビディアはデータセンター向けのAI半導体で23年に約8割のシェアを持つ。米マイクロソフトや米グーグルはAI開発を速めるためデータセンター投資を増やしている。世界のIT企業がエヌビディアのGPUを求め、需給は逼迫している。

今後の予想

エヌビディアのGPUは、AIの普及により需要が高まっています。
生成AIブームも続いていることから、当面この勢いは続き、株価も上がると予想しています。
日本の半導体メーカーや、関連企業の株価も順調になり、楽しみですね。
これからも、エヌビディアを注目していきます!

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