こんにちは、はらぐろです。
サラリーマンでは、年収1,000万を目標にされるかたもいらっしゃいます。
良いイメージもあると思いますが、現実はどうなんでしょうか。
実際の生活レベルをご紹介いたします。
年収1,000万の割合
年収1,000万とは、どれくらいの割合なんでしょうか?
国税庁「令和3年分 民間給与実態統計調査」(2022年)を見てみました。
調査となったのは、2021年時点で給与所得を得ている5,270万人となり、年収1,000万円を超えている人の割合は4.9%です。およそ20人に1人の割合で、年収1,000万円を超えていることになります。
また、平均年収は443万円となっており、300万円超400万円以下が最も割合の多い年収となります。
年収、1,0000万を目指すのは、なかなか難しいことが分かると思います。
続いて、世帯年収で見てみましょう。
1世帯あたりの平均年収は545.7万円、全体の真ん中の世帯を指す中央値は423万円となっています。
世帯年収で考えても、年収1,000万円は、なかなかハードルが高い印象です。
年収1,000万の手取り
それでは、年収1,000万円の生活を見てみましょう。
まずは、手取りがどれくらいになるかです。
ざっくり、以下の表では、年収600万円までは8割(×0.8)、700~800万円は7.5割(×0.75)、900万円は7.4割(×0.74)、1,000万円は7.3割(×0.73)で算出しました。
※日本では年収が高くなるほど税率が高くなる「累進課税」という仕組みが取られているため、年収が上がるほど手取り額の割合が少なくなります。※地域によって異なる場合もあります
年収1,000万円では、年間の手取りが、約730万円となってしまいます。
意外と少ないと思う方もいるんじゃないでしょうか。。。
賞与を仮に2か月分とすると、月の手取りが、約52万円となります。
年収1,000万の手取の生活レベル
それでは、実際の生活レベルを試算してみましょう。
月の手取りが52万円とした場合のシミュレーションです。
家賃や住宅ローンを、16万とした時に、食費は、8万円、交際費は、5万円、貯蓄は、10万円といった感じです。
生活レベルとしては、皆さんが想像していた感覚と近いでしょうか?
わたしは、正直、広い家に住めたり、高い食材を買ったり、外食もできたりと、もう少し、リッチなイメージでした(笑)
現実的には、結婚して、子供が生まれ、貯蓄もそれなりにしていくと、それほどリッチな生活ができないことが分かると思います。
少し夢のない話をしてしまったかもしれませんが、上記のシミュレーションでは、賞与が年間で、約104万円となります。
仮に、この104万円をすべて投資に回した場合、年間での投資額は、約224万円となります。
この224万円を、NISAやiDeCoなどフル活用していくと、老後の資産形成は、十分可能になると思います。
年収1,000万になるには
わたしは、なんとか、40歳後半で、年収1,000万に到達しました。
大学卒業後、ずっとIT業界でやってきました。
2回転職し、3社目になり、ある意味目標としていた、年収1,000万でした。
年収、1,000万になってみて、シミュレーションしたような生活感です。
個人的には、物欲がある方ではなかったこともあり、支出が少ないです。
その分、投資に回した生活になります。
それでは、年収1,000万になるには、どうすれば良いでしょうか。
昭和の価値観では、ひとつの会社に長く勤め、出世スピードを上げることが近道だったかもしれません。
今は、時代が変わりました。
転職、副業など、かなり幅が広がったと思います。
わたしも2回転職し、スキルアップや、収入アップをしています。
短期的な視点で、転職するよりは、中長期的に身に着けるスキルをどう考えるか、稼げるスキルは何だろうかと考えることが良いと思います。
IT業界、コンサルの領域は、年収を上げやすいと思っています。
ただし、テクノロジーの発展が急速になり、IT技術を身に着けることも大変になってきました。
コンサル業界も、IT無くしては、スキルアップも難しくなり、考えながら行動する必要があると思います。
とはいえ、以前よりは、新たなスキルを身に着けるための情報を得やすくなりました。
タダで得られる情報も多く、知識を身に着けることは、自分次第になりましたね。
今後目指すこと
今後、50代でセミリタイアを目指していますので、以下をやっていきます。
なかなか、時間を作るのが難しいのですが、隙間時間で、勉強&実践をがんばっていきます。
インプットだけになってしまうと経験にならないため、アウトプットを意識してやっていきます!
現職の収入 + 投資の所得 + 副業の収入 = 年収2,000万を目指します!
今後やっていくこと
1.現職で年収アップするのに必要なスキル習得
2.投資の継続と勉強
3.セミリタイア時の収入作り
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