年収1,000万ではなく年収3,000万を目指すべき理由

こんにちは、原 黒之介(はら くろのすけ)です。

わたしは「資産形成」と「自己投資」を通じて、
サラリーマンの皆さんが“豊かな人生”を築くための情報を発信しています。

社会人の多くが、人生の目標として「年収1,000万」を思い描くのではないでしょうか。
わたしも20代、30代の頃は同じでした。

思うように収入が伸びない時期もあり、
「本当に1,000万に届くのだろうか」と、遠いゴールを見つめながら努力を続けていました。

そして、2回の転職とITコンサルへのステップアップを経て、40代でようやく年収1,000万円を超えることができました。

ところが――そこから、しばらく次の目標を見失ったのです。

1,200万?1,500万?それとも1,600万?
どれもしっくりこないまま、モヤモヤとした日々が続きました。

そんな中、あるきっかけから「次は年収3,000万を目指そう」と決意しました。

もちろん、お金そのものを追いかけたいわけではありません。
ただ、この先に実現したいことを考えると、
年収3,000万という目標を掲げた方が、人生をもっと自由に、もっと面白く生きられると感じたのです。

今回は、わたしがなぜ“年収3,000万”を次のゴールに決めたのか
その理由を3つの視点からお伝えします。

目次

目標を年収3,000万にしたきっかけ

世の中の平均年収や、まわりの同僚・友人の年収、そして転職時に提示される「希望年収」。

そうした数字を見ていると、年収1,000万というラインがどれほど恵まれた水準なのか、あらためて感じます。

実際、ひとつの“到達点”として目指す価値は十分にありますし、わたし自身も長い間、その金額を目標に働いてきました。

しかし一方で、月収で1,000万を稼ぐ人も存在します。
上には上がいる――。

では、その違いはどこにあるのでしょうか。

年収が数億円にもなる人たちを思い浮かべると、起業家、プロスポーツ選手、著名なユーチューバーなど、
「特別な才能がある人たち」と感じてしまいます。

でも、実際はそうではありません。
メディアには出ていなくても、年収数千万円のビジネスパーソンは少なくない。
見えないところで結果を出している人たちが、確かに存在しています。

それなのに、私たちはいつの間にか、
「年収数千万なんて、自分には無理だ」と思い込んでいる。
挑戦する前から、天井を自分で決めてしまっているんです。

ふと、その事実に気づきました。

「そもそも、年収数千万を目指してみてもいいじゃないか。」

そう思った瞬間、これまでの“常識”が少しずつ崩れていきました。
それが、わたしが年収3,000万を目標にしようと決めたきっかけです。

社会の変化

わたしが「年収3,000万を目標にしよう」と思った理由のひとつは、
社会そのものが大きく変化していることです。

わたしが社会人になった当時、初任給は20万円前後。
物価も今よりずっと安く、いわゆる“デフレの時代”でした。
節約すれば何とか暮らせて、外食も1,000円あれば十分。
「年収1,000万」と聞けば、それはまさに“憧れの数字”だったのです。

では、いまはどうでしょうか。

社会環境は、確実に変わりました。
デフレは終わり、いまは緩やかなインフレ時代に突入しています。
マンションや住宅の価格は上昇し、住宅ローンの金利も少しずつ上がり始めています。
日々のランチ代や光熱費も、気づけば数年前より高くなっています。

にもかかわらず、日本人の平均年収はほとんど上がっていない。
むしろ、税金や社会保険料の負担が増えたことで、
“手取り”は昔より減っているのが現実です。

一方で、海外では物価とともに賃金も上昇しています。
世界的な視点で見れば、日本の1,000万円はもはや「高所得」とは言えない水準になりつつあるのです。

夫婦で世帯年収が1,000万を超える家庭も増えていますが、
「思ったほど生活が楽にならない」と感じている人も多いのではないでしょうか。

そう考えると、年収1,000万を目指すだけでは、これからの時代を安心して生き抜くのは難しい
だからこそ、次のステージ――年収3,000万を現実的な目標にする必要がある。

これが、わたしがその目標を掲げた“最初の理由”です。

常識を疑うことの重要性

ふたつめの理由は、常識を疑うことです。

これまでのわたしは、「常識の中で生きる」ことを無意識に選んでいました。
なるべく目立たず、波風を立てず、与えられた環境の中で結果を出す――。
それが“安定した人生”だと思っていたのです。

でも、ふと立ち止まって考えました。
そもそも、その“常識”って何でしょうか?

サラリーマンとして真面目に働くこと?
ニュースで見る「平均的な暮らし」に合わせること?
たしかに安心はありますが、同時に“限界”も作ってしまいます。

本を読んだり、深く調べていくと、ニュースや一般論とは違う視点がいくつも見つかります。
どちらも事実ですが、どう解釈し、どう行動するかによって、結果はまったく変わります。

たとえば、年収1,000万は「常識的な成功」と言われます。
けれど、年収3,000万を目指すことが「非常識」かといえば、そんなことはありません。

実際に、年収3,000万や1億円を現実的な目標として動いている人は数多くいます。
彼らは特別な天才ではなく、“常識”という枠の外に出る勇気を持っているだけです。

わたしも、自分の中にある“見えない制限”を外すことにしました。
「どうせ無理」と思う前に、「やってみたらどうなるか」を試してみようと。

とはいえ、いきなり1億円は現実的ではありません。
まずは、年収3,000万という“常識を超える現実的な挑戦”から始めることにしました。

延長線上ではないチャレンジ

最後の理由は、“延長線上では届かない挑戦”をすることです。

年収1,000万を目指して努力していると、
あるタイミングで「ここが限界かもしれない」と感じる瞬間が訪れます。
全力で走ってきた分、到達したときには達成感と同時に、
どこか“燃え尽きたような感覚”が残るのです。

わたし自身も、1,000万を超えた瞬間にそう感じました。
もちろん、年収だけを目的にしていたわけではありません。
それでも「一区切りついた」という安堵が生まれ、自然と次の目標を描けなくなってしまったのです。

そして、次を1,200万や1,500万に設定しても、どこか“延長線上の努力”になってしまう。
これまでの延長で到達できる数字では、自分の枠を超える挑戦にはならないのです。

そこで、あえて大きな目標―年収3,000万を掲げました。

この金額は、いまの延長線上では到底届かない。
だからこそ、これまでと同じ考え方や行動ではダメだと気づきます。
学び方も、人との関わり方も、時間の使い方も変えなければならない。

その“変化を促す力”こそが、3,000万を目指す一番の価値だと思うのです。

まとめ|次の挑戦へ

今回は、わたし自身の「次の目標」を、少し生々しく書いてみました。
年収3,000万という数字は、単なるお金の話ではなく、
自分をどこまで成長させられるか
という挑戦です。

このnoteは、いわば “決意表明” でもあります。
そして、ここからが本当のスタートです。

目標を掲げたからには、行動に移さなければ意味がありません。
これから、どんな行動をしていくのか。
どんな壁にぶつかり、どう乗り越えていくのか。

その過程を、包み隠さず共有していこうと思います。
成功だけでなく、迷いや失敗も含めて。

この挑戦を通じて、「自分ももう一歩踏み出してみよう」と思える人が
ひとりでも増えたら嬉しいです。

わたしも、あなたと同じように、日々悩みながら前に進んでいます。
だからこそ、一緒に成長していけたらと思っています。

次は、具体的なアクションプランと実行の経過をお伝えします。
もし少しでも共感してもらえたら、また読みに来てください。
あなたの「次の一歩」にも、きっとつながるはずです。

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